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通学路の安全対策

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    相次ぐ登下校時の事故・事件

     

     大津市の園児が散歩中に交通事故に巻き込まれ死傷するという出来事が記憶にまだ新しい中、川崎市において、登校中のスクールバスに乗ろうとしていた、小学生たちが刃物で殺傷されるというショッキングな事件が起こりました。

     どちらも、安全対策をとっていたのにもかかわらず、防ぐことができない出来事でした。

     これは、三木市においても、通学路の安全点検を急ぐとともに、交通事故防止、不審者対策といった広範囲にわたる安全対策を進める必要があると思います。

     今年度予算で、三木市では、すべての学校に防犯カメラを設置することになりました。しかし、通学路における防犯カメラは十分であるとはいえません。加古川市では、すべての小学校の通学路主要場所に防犯カメラ1500台を設置しています。また、「日本一安全なまち」をめざす伊丹市では、犯罪の抑止、事件・事故の早期解決等を目的として、道路や公園に「安全・安心見守りカメラ」を1000台整備しています。さらにカメラと共に、子どもや徘徊する認知症高齢者等を見守るために、ビーコン受信器を整備し、位置情報を保護者に知らせする「まちなかミマモルメ」のサービスを開始しています。

     兵庫県下のこれらの状況を、市議会でも取り上げ、さらなる、安全・安心なまちづくりのために、三木市当局に対して、通学路の安全対策を提案してきました。

     「人の目の垣根隊」や見守り活動をすすめていただいている人の活動を支えていくためにも新たな安全対策を検討するべき時に来ていると思われます。

     

     

    【相次ぐ事故・事件】(大津市↑ 川崎市→)

     

    【児童らが被害にあった主な事件・事故】

    2001年6月▶大阪教育大学附属池田小に侵入した男が児童8人を殺害

    2011年4月▶栃木県鹿沼市立小の児童6人が登校中にクレーン車にはね

          られ死亡

    2012年4月▶京都府亀岡市で登校中の児童らの列に車が突っ込み、

          10人が死傷

    2017年3月▶千葉県松戸市でベトナム国籍の小3女児が下校中に連れ

          去られ殺害

    2018年5月▶新潟市西区の小2女児が下校中に連れ去られ殺害

    2018年6月▶大阪市北部地震で高槻市立小のブロックが倒壊し、登校中

          の小4女児が死亡

     

    「人の目の垣根隊」

     

    私が三木市青少年センター所長在職中、朝夕の登下校時に不審者(車)からの声かけや連れ込み未遂事案が発生し、教育委員会で見守り活動組織を立ち上げすることになりました。

    現在も800名ほどの人がユニホーム姿で活動をされています。今回の川崎市の事件でも「人の目」による被害防止の大切さが言われています。
     

    ※「人の目の垣根隊」のような市民こぞって子どもたちを見守っていく活動が、大きな事故・事件を防止していくことにつながっていくことになると思われます。

     

     

     

     



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