決算特別委員会
決算特別委員会 審査終了(10月30日)
9月定例市議会において、平成29年度三木市各会計決算審査のため設置された決算特別委員会では、10月1日から30日までの間で延べ5日間にわたり、7名の委員により慎重に審査を行いました。
30日の健康福祉部への質疑終了後、副市長、各部長出席の下、総括質疑が行われました。
その後、採決が行われ、8つの会計決算のすべてが認定されました。
○第5回決算特別委員会(10月30日)
健康福祉部
【主な質問と答弁】 ※古田関係分
♦知的障がい者緊急保護事業の実績
・H29年度は、延べ94名が利用した。
・事前登録制で、1回あたり1100円を負担する。
♦意思疎通事業の現状
・手話施策推進会議を年2回開催している。
・手話通訳及び要約筆記とも活動回数が増えている。
・手話言語条例にもとづき啓発・研修も増えている。
・市職員にも5級資格者が5名いる。
【総括質疑の主な内容】
・流用が多い。どんぶり勘定で予算を立てることは改めてほしい。
・備品台帳の整備が必要である。
・食糧費になっているペットボトル飲料は消耗品費にしたらどうか。
・委託の見直しによって、委託料の減額につながっているのか。
・事前に明細書と実績報告書をリンクさせたものを示してほしい。
・明細書の様式を変更してほしい。(積算根拠を記載してほしい)
・28年度の1000万円以上の不用額が出た一覧を資料として出してほしい。
※古田関係分
・行政の努力で不用額が出るのは評価すべきである。
・予算が余ったからと言って無理に使うのは市民感情から見てもよくないのではないか。
・決算を十分精査して新年度予算を立ててほしい。
【採決の結果】
・一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計
後期高齢者医療事業特別会計(以上4件)…賛成多数で認定
・農業共済事業特別会計、学校給食事業特別会計
水道事業会計、下水道事業会計(以上4件)…全員一致で認定
11月19日に審査報告書の文案検討を行います。
決算特別委員会の審査報告書は12月議会に提出されます。
明細書や実績報告書は膨大な量であり、事前に調査して委員会に臨みましたが、かなりの時間を費やしました。
当局の用意した財源を示す資料はわかりやすいと委員の間でも好評でした。