養成講座
認知症サポーター養成講座を開催(1月7日)
認知症になっても安心して暮らせるまちを目指す三木市では、昨年に引き続き平田小学校4年生を対象にした認知症サポーター養成講座を開催しました。
認知症の高齢者の増加が見込まれる中、社会全体で認知症は誰もが関わる可能性のある身近なものであることを認識していく必要があります。この小学生を対象とした認知症サポーター養成講座は、できるだけ早い段階から認知症の正しい知識を習得し、認知症の高齢者への対応方法を子どもの頃から身につけることの大切さを学ぶ目的で開催されました。
小学生向け副読本
認知症サポーターとは、認知症の人の「おうえん者」です。
特別なことをする人ではありません。
認知症の人を、温かい目で見守る人のことをいいます。小学生のみなさんも、今日から、認知症のサポーターです。
自分にできることを考えてみましょう。
(副読本より)
※副読本は、全国キャラバン・メイト連絡協議会(厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室)で作成されたものです。
市職員による講義
4年生63人が熱心に「認知症とは何か」について学びました。
寸劇による対応方法
市職員と教員による寸劇で認知症の高齢者への対応方法を示しました。
下校途中の小学生が、パジャマ姿のおじいさんに遭遇してどのように対応したらよいかを共に考えながら、学びました。
オレンジリング
オレンジリングとは、認知症サポーター養成講座を受講して認知症の方やその家族を支援するために正しい知識を身につけた方に渡される目印のようなものです。
※周りの人が、認知症の人の不安な気持ちを感じとったり、何に困っているかを見てとり、助けてあげることが大切です。やさしく言葉をかけたり、手をかしたりする人が子どもも含めて地域社会に広がっていけば、認知症の人も安心して暮らしていけます。